スズノブ

無農薬米だから「おいしい」とは限らない
無農薬米というと、生産者が一切の農薬を使用しないで、手作業で草取りをして育てたり、合鴨を放し飼いにして除草をしてもらったりと、お米を丁寧に育てているというイメージが伝わっていることから、なぜか美味しいお米というイメージもついて回るようになっていますが、残念ながら、それは間違いだと考えてください。

確かに、感心するくらいお米を上手に育てている生産者もいるのですが、やはり、自然との共存の中で、お米を育てなければならないことから、問題になっている温暖化の影響を受けてしまったお米や、増え続けている病害虫によって被害を受けてしまったお米も、数多く出回っているのが現状なのです。

そのため各産地では、被害を受けてしまったお米だけを除去できる機械を導入したり、無農薬ではなくなってしまうものの、お米の美味しさを損なわずに、産地や地域が出来る限界まで農薬を減らして育てた、地域全体の将来見据えたお米も、数多く出回るようになりました。

したがって、どうしても無農薬で無ければならないという理由がないのであれば、選ぶ選択肢を広げたほうが、美味しいお米に出会えるチャンスが多くなります。

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