スズノブ

美味しく食べられる期間
当たり前のこととして、お米は稲です。
植物であり生き物であることから、当然、米粒となっても、まだ生きています。

ということは、呼吸しているので、酸素を米粒内に取り込んで、でんぷんなどの有機物を分解して、二酸化炭素を排出しているので、時間がたつに従って、米粒では、酵素の働きが失われて行ったり、細胞壁が硬くなっていくなど、さまざまな変化が繰り返され、それとともに、品質は低下し、食味も落ちて行ってしまいます。

そうなってしまうと、お米を研いだ後に水を漬けても、炊いたりしている間にも、本来ならおこるデンプンやタンパク質の分解が出来ないことから、炊きあがったときにうまみが感じられなくなってしまうのです。

さらに、お米に含まれている脂質が、酵素によって分解されてしまうことで、香りも古臭い臭いになってしまうのです。

このような事態になることを、少しでも遅らせるためには、貯蔵温度を15度以下にしておくことが出来れば、お米の品質の低下を、相当少なくすることが出来ます。

しかし、今のご家庭で、15度以下を保っている場所などあるわけが無く、どうしてもというのなら、冷蔵庫の中ということになるのです。
(HPのお米の保存を参照してください)

冷蔵庫に入れないで、部屋の中でお米を保存したいというのであれば、一昔前は、夏場は2週間、冬場は1ヶ月半であれば、お米の保存が出来ると言われていましたが、現在の冷暖房完備の部屋の中では、季節を関係なく1週間から10日だと考えてください。

短くなってしまった理由は、冷暖房器具の使用が多くなっているため、お米の劣化が早まってしまったためです。

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