スズノブ

無洗米の研ぎ方
無洗米というと、既に米糠を取り除いてあるため、今までのように洗わなくて良く、1〜2回程度濯ぐだけで炊くことが出来るお米だということは、ご承知のことと思います。

しかし、実は思わぬ落とし穴がありました。
それは、お米が糠という服を着ていないで丸裸の状態であるため、精米してから時間がたってしまうと、普通に精米したお米よりも、米粒の表面が乾燥してしまっている場合が多いという問題点です。

この状態で、1〜2回程度濯ぐだけで炊いてしまうと、炊き上がったご飯が硬く炊けてしまったり、ご飯に味が出なかったり、口の中で粉っぽく感じてしまったりする場合があります。

しかし、無洗米にされたお米というのは、水を使用して普通に研いでしまうと、お米が割れてしまったり、砕けてしまったりする確率が高く、その結果、ベタベタに炊き上がってしまうことがあるので、研ぐことは避けたほうが良いと思います。

でもそれでは、精米してから時間がたったお米については、美味しさが出ないのを覚悟して食べなければならなくなってしまうことから、時間がたってしまった無洗米でも、美味しさを蘇らす方法はあります。

無洗米を蘇らすためには、米粒の表面の乾いて硬くなってしまった表面を削り落としてあげることです。
ということは、無洗米を研ぐことになってしまうのですが、先にも書いた通り、無精米を水で洗ってしまうと、米粒が割れてしまったりしますので、そればできません。
しかし、水を使わないで研ぐ事は可能で、「古いお米を蘇らす」を参照してください
1.無洗米を計る
 無洗米専用の計量カップに、無洗米を山盛りに入れてから、カップを左右に軽く振り、無洗米をカップの中に詰め込んでから、割り箸などをカップの淵に沿って滑らして、余った部分を取り除きます。
これで1カップとなります。
2.無洗米を研ぐ
 細かい網目や溝などがついているボール(細かい穴の金網のザルでもOK)に正確に量った無洗米を入れます。
普通の精米のお米なら、ここで濯ぎをするのですが、無洗米のため、濯ぎ水などは一切しないで、水に濡れていない状態のまま、ボールの中で無洗米をザラザラと音がするぐらいの力加減と一定のスピードで、まんべんなく50〜70回弱かき回します。
3.すすぐ
 かき回したことで、無洗米の表面の乾燥してしまって、カサカサになっている部分だけが、きれいに擦れ落とされますので、素早く綺麗な水を注ぎ込んでから2〜3回かき混ぜ、研ぎ汁を薄めてから流すことを2回します。
4.無洗米を浸水させる
 無洗米でお米の美味しさを引き出すためには、浸水時間はシッカリと取らなければならず、夏は30から40分、冬は1時間ほど必要となります。
 無洗米モードがついいていて、吸水工程が組み込まれている炊飯器であっても、事前の浸水時間をプラスしたほうが、柔らかさと美味しさが出るようになります。
この方法は、無洗米を食べているのだが、なんとなく炊き上がりが硬く感じるという人にもお勧めで、新しい無洗米に対しても、この方法(かき回す回数は少なめにする)をしてから炊くと、炊き上がり具合を柔らかくすることが出来ます。

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